Androidスマートフォンでアプリごとにロックをかける方法は、Android標準機能では備わっていません。アプリごとに認証設定があれば問題ありませんが、銀行系やクレジットカード系のアプリに限られているのが現状です。
ただ、アプリ起動時にロックをかけたい・・・という需要は多いかと思います。
ここでは、Androidスマートフォンで任意のアプリ起動時にロックして、起動するためにパターンやパスワード、指紋認証といった認証を必須とすることができるアプリ「ノートン アプリロック」の使い方、使い勝手をご紹介します。
ノートンアプリロックについて
セキュリティソフト開発会社のノートンが提供しているAndroidアプリです。Android標準の指紋認証等にも対応しています。同様なアプリは様々存在しますが、有名企業発のアプリということで、多少の安心感はあるかなと・・・。
導入方法
まずは上記リンクより、ノートンアプリロックをインストールしましょう。
インストール後、使用許諾への同意、権限の付与を求められます。同意後、ノートンアプリロックを起動させましょう。
初期設定時に、ロック解除のパターン設定を求められますので、パターンまたはパスコードの何れかを設定します。
パスコードを忘れた際にアプリをリセットできるよう、googleアカウントを紐づけます。
初期設定が完了すると、インストール済みのアプリ一覧画面になります。右側の鍵マークをタップすると、アプリがロックされます。
アプリ起動時に、下記のような画面が表示され、設定されているロック解除方法(パスコード、パターン、指紋認証)を用いてロックを解除することで、アプリが起動します。
厳密には、起動されたアプリ上に重ねてノートンアプリロックが起動するという挙動になっています。
指紋認証を設定していても、アプリによってはパスコードやパターンを求められることもあり、多少不安定な動きとなる場合もありますが、同様なアプリと比較すると安定性は抜群だと思います。
その他の機能としては、ロック解除を複数回誤った際にカメラ撮影をする機能や、最近使用したアプリ一覧もロックすることができたりと、同様な機能を提供しているアプリとほぼ同等な機能を備えています。
Androidでは標準機能ではアプリ毎にロックをかけることができないため、このようなアプリ自体は需要があるように思います。そもそも、端末自体にロックを掛けていれば良い・・・と捉えている人も多いとは思いますが・・・。
Androidだけではなく、windowsについてもソフト毎にロックをかける(風)方法を以前に紹介しておりますので、気になる方はぜひご一読ください。
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